主力輸出品は、小千谷生まれの「空飛ぶ錦鯉」

国際物流部 航空貨物課T.I(事務職員)

2018年入社
大学卒 文理学部 史学学科 出身

新潟空港で、スピード重視の航空貨物を担当。

スピードが速い分、海運よりもコストが10倍かかる航空貨物。製品の試作品やサンプル、書類、工作機械の極小部品と様々ですが、空港営業所で扱う主たる輸出品の一つに、小千谷産の錦鯉があります。アジアだけでなく、ヨーロッパや中東での人気が上昇し、新潟空港から空輸されていくのです。

空港貨物は国内輸送手配から梱包、通関までを一人で担当します。デリケートな輸出品なので細心の注意を払って扱います。それ以外には、シンガポールの日本食レストラン向けに刺身用マグロを送ることも。ラインナップは海運とは大きく異なります。

物流という方法で社会基盤を支えたい。

就活では、社会の基盤に関わる仕事を目指し、その中でも、海に囲まれた日本は古来から貿易立国だったことから港湾物流に狙いを定めました。輸出入業務を通して産業や経済を支えて、地元・新潟に貢献することが目標です。今は微力ながらもそこに関われているのでやりがいがあります。

小口貨物の高速輸送という航空貨物の利点と、大量ロットを一括運送できる海運の利点を組み合わせ、お客様や地域により求められるような提案もしていきたいと思います。

航空×港湾が連携する新サービスを模索。

通関や検疫では覚えるべき知識や法令が多く、必要な知識も幅広く複雑です。それらを自分のものとして自由に使いこなせるようにし、通関士資格取得に結びつけたいと思っています。

仕事では、まず正確であることを目指して、複数の方法を用いてチェックし、もし失敗したときにはいったん立ち止まって原因を追及。同じミスを繰り返さないように律しています。

この部署で、通関や検疫などについてもっと幅広く学んだあとに、志望動機だった港湾での貨物輸出入を担当したいと思っています。様々な部署が連携して動いていく仕事の進め方にも興味があります。

※掲載内容は取材当時(2018年度)のものです。