海につきもののリスクを柔軟な対応で軽減する。

船舶業務部Y.W(事務職員)

2017年入社
大学卒 経済学部 経済学科 出身

入港から出港まで貨物と人を徹底サポート。

船会社に代わり、入港から出港までに必要な手続きの全般をサポート。いわゆる船会社の代理店業務を行っています。

入港前の官庁への許可申請、入港後は外国人船長と各種手続き、停泊中の外国人船員フォローなどを行い、貨物船の入出港が安全かつ円滑に進むように支えています。

多くの機関や人々、当社内でも複数の部署と関わる上、海の状況は刻々と変化するので、連絡にモレがないこと、常に最新の情報が共有できていることを心がけています。

連携強化・情報共有でリスクを軽減。

港湾の岸壁数は限られていて、いったん入港すると貨物船では貨物の積み降ろしに1週間かかることも少なくありません。その上、港の沖での待機は24時間以内という原則があるので、航海スケジュールが狂うと入港できないケースも生じます。

また、入港日程が大幅に変わると、上陸許可申請の変更、作業員や使用重機の再手配も必要になるなど、ドミノ倒しのようにやるべきことが発生します。ですが、中には航海スケジュールの詳細を連絡してこない船があるので、こちらから連絡を取ったり、GPSで確認したり、備えられることは何でもやっておこう、の精神で対応しています。

機転を聞かせて臨機応変に対応する。

課題や変化に臨機応変に対応することには、学生時代に居酒屋でアルバイトをしていた経験が活かせているかも。同じことの繰り返しではないので、ハラハラすることもある反面、おもしろいですよ。

もっと大型の船を担当してみたいですし、英語力を付けて外国人船員と密なコミュニケーションを取って、一歩進んだサービスを考えたい。その後は、ここで得た知識をもとに、貨物の営業など違う業務も経験したいと思っています。事業領域が広いので、様々な経験ができそうで楽しみです。

※掲載内容は取材当時(2018年度)のものです。