専門知識と経験を積み、通関のエキスパートに。

国際物流部 通関課R.I(事務職員)

2016年入社
高校卒 商業科 出身

通関士資格を活かし、輸入貨物の通関業務を担当。

輸入者の代理として、輸入貨物の通関業務を担当しています。お客様から取り寄せた通関書類を基に、商品の状況に合わせて分類し、関税率の確定や関税額の算出を行って課税申告書を作成。税関から輸入許可通知をもらって初めて荷物を国内に流通できるようになるので、時間や経費のロスがでないよう、スケジュールに合わせて仕事を進めます。

当社は貨物のセキュリティー管理とコンプライアンス体制が整備されていると認定を受けています。私は昨年度通関士資格を取得したので、一層のお客様からの信頼構築とスピーディな対応を心掛けています。

ガントリークレーンに導かれて入社を決意。

志望の原点は「きりん」。自宅から見えるガントリークレーンを、幼い頃は背の高さと形からそう呼んでいました。その親しみのある大きな機械が輸出入の貨物を運び、世界と新潟をつないでいるのだと知ったのが、進路選択の頃。興味が湧いて、港湾の仕事や貿易について調べ、商業科で簿記を勉強していたのも役立てられるかと思い、入社を決めました。

実際には、簿記と通関申告は全く違う分野でしたが、コツコツとやり遂げる姿勢は今の仕事にも活かせていると思います。

一度の音楽フェスのためだけに輸入する機材。

通関業務の一番の難しさは、課税対象の分類です。分類によって免税になることもあり、関税率も違ってくるからです。また、制度や法令は変更されることもあるので油断できません。

音楽フェスやサーカス興行のための特殊な機材が大量に入ってくるケースは大変です。そもそも機材の詳細確認を要するものが多く分類が進まない中で、開催日は決まっているので期限が迫ってくる。こういう案件にも自信を持って対応できるようになりたいです。そのために知識と経験をもっと積み、先輩に学び、努力していきます。

※掲載内容は取材当時(2018年度)のものです。