トップメッセージ

港を拠点に、
新たな物流を
構築する。

株式会社リンコーコーポレーション
代表取締役社長
本間 常悌

新潟港の歴史と発展を支える

江戸時代には北前船の寄港地として、明治時代には開港五港のひとつとして栄えた新潟港。私たちは1905年(明治38年)の創業以来、新潟港とともに長い歴史を歩んできました。新潟西港に日本唯一の私有港湾「臨港埠頭」を持ち、また、新潟東港には本州日本海側最大級の危険品倉庫や大型の一般倉庫を建設するなど、国際物流と地域社会を支えてきました。現在では、新潟港における貨物取扱量は私たちがトップシェアを誇っています。

多様化するニーズや目まぐるしく変わる世界情勢に対応して、スピーディかつ安全な物流を――そのために、港湾業務の効率化はもちろん、新潟港×他エリアの港湾、海運×陸運など多種多様な物流ネットワークを提供し、日本海側の国際物流拠点・新潟港のさらなる発展を支えてまいります。

「港」の枠を超えた事業を展開

私たちの根幹は港湾事業ですが、そこから派生した事業も成長させ、現在では「港」の枠にとどまらない、地域に根差した事業展開を行っています。

当社保有地を活用する「不動産部門」、当社保有の重機・車両の整備から始まり、各種建設機械・特殊車両の販売も行う「機械営業部門」、港湾作業に必要な物流資材の販売、貿易代行を行う「商事部門」、さらに、木材リサイクルなどの環境事業や保険代理店、関連企業によるホテル経営など、幅広い事業展開によるシナジー効果で、地域社会に貢献しております。これからも地域や時代のニーズに応え、また先読みして、新たな分野へ挑戦していきたいと考えています。

そして、「私たちはお客様の心を大切にし、未来を見つめ、新しい社会、豊かな人間環境を創造する企業をめざします」という企業理念の具現化に努めてまいります。

物流を進化させ新潟港の未来を拓く

周囲を海に囲まれた日本は、貿易のほとんどを海運に頼っています。当社の根幹である港湾事業は、人々の生活の安定や経済の発展を下支えする重要な役割を担っており、必要不可欠なものです。時代とともに、運ぶものや運ぶ方法は変化していますが、その変化を的確にとらえ、ビジネスチャンスにつなげていくことが事業のさらなる発展につながっていきます。

そのためには、新たな視点やアイディアと、創意工夫を形にする行動力を併せ持つ人材が必要です。これまでにない「何か」を創っていこうという挑戦心を持つ人を育成し、新潟の未来を拓いていく――それが新潟港とともに成長してきた私たちの使命と考えています。