INTERVIEW社員インタビュー

「常に変化がある」ところが、この仕事のおもしろさ

通関部

S.O.(事務職員)

2021年新卒入社
大学卒 国際地域学部 出身

入社した理由を教えてください

私がリンコーコーポレーションに入社を決めたのは、地元の新潟にいながら海外と日本を繋ぐ仕事ができ、その仕事のスケールの大きさに魅力を感じたからです。新潟は日本海に面しており、中国・韓国など環日本海諸国との繋がりが盛んな地域です。

就職活動の際、当社が新潟の地域性を活かしつつ、私達の日常生活に欠かせない輸出入業務に携われる数少ない企業の一つであることを知り、入社を決意しました。

現在の仕事内容を教えてください

私の仕事は、外国から到着した貨物を適切な手続きを経て日本へ輸入することです。

具体的な流れとしては、貨物が日本に到着した後、お客様から提供された商品情報をもとに関税額を算出し、必要な情報とともに税関へ輸入申告を行います。単なる書類作成だけでなく、税関との事前の打ち合わせやお客様への商品の詳細確認など、関係各所とのコミュニケーションや段取りが大切な仕事です。

仕事のやりがいや魅力は何ですか?

税関から無事に貨物の許可を得られた時は、心の底からやりがいを感じます。

輸入通関の依頼を受けてから、お客様への商品詳細の問い合わせ、関税額を抑えるための協定等の提案、税関への事前相談など、貨物が輸入されるまでには多くの手順ややりとりがあります。

特に当社で通関を行ったことのない新規案件の場合は、一から自分で調べ、周囲と相談しながら進めていくため、無事に輸入が許可され、国内に流通した時には大きな達成感があります。

また、日常生活の中で、ホームセンター等で自分が輸入に携わった商品を見つけることもあり、改めて仕事の面白さを実感します。

印象に残るエピソードを教えてください

輸入を行う際には「輸入申告書」という書類を税関に提出する必要があり、その書類を作成するためには、輸入される貨物の詳細を事前にお客様に確認し、十分に把握しておくことが不可欠です。しかし、入社して間もない頃、輸入申告予定日の直前になって新商品の存在を知り、慌てたことがありました。

当時は周囲の先輩方のサポートを得て効率的に商品確認を行い、何とか輸入予定日に間に合わせることができました。この経験から、余裕を持って書類の確認と作成を行うことの大切さを学びました。

働き方やサポート体制について教えてください

私の職場では、周りの先輩や上司がとにかく優しく、わからないことや困った時など気軽に相談できる雰囲気があります。

当社では食品から大型機械まで多種多様な貨物を輸入しているため、その貨物の通関に精通している先輩にアドバイスを求めたり、逆に尋ねられたりと、周囲との相談が欠かせません。そのため、事務仕事を行う部門であっても、常に相談や連絡で賑やかな雰囲気に包まれています。

また、繁忙期などは忙しくなりがちですが、それでも雑談などが交わされ、和やかで仕事のしやすい環境が維持されています。

今後の目標を教えてください

昨年の秋に通関士試験に合格し、これまでの目標の一つを達成することができました。現在は通関士として業務に励んでいますが、まだ知らない知識や仕事の手順も多く、日々の業務を通じて新たな知識の習得に努めています。

今後の目標は、通関士としてさらに知識を蓄えることです。そのために、常に探求心を持って仕事に取り組むよう心がけており、「この場合はどうなのか?」や「これに例外はないのか?」といった疑問を自ら投げかけながら、仕事に取り組んでいます。

就活生へメッセージをお願いします

この仕事の魅力は、「常に変化がある」ところだと考えています。

税関への輸出入申告を行い、貨物を輸入するという業務自体は変わりませんが、新商品や今までになかった商品の輸入が常にあるため、毎回新鮮な気持ちで取り組むことができます。

そのため、忙しい仕事ではありますが、楽しくワクワクするような仕事でもあります。好奇心を持って物事に取り組める方にはぴったりの会社だと思いますので、おもしろそうだと感じてくださった方は、ぜひ当社の選考に応募してみてください。

オフの過ごし方

平日は集中して仕事に取り組んでいるからこそ、休日は思い切りリフレッシュするようにしています。夏は毎週のようにツーリングや海水浴を楽しみ、冬はスキーを存分に満喫しています。

特に事務の仕事は、担当業務の進捗状況に応じて有給休暇を取得しやすいので、しっかりと息抜きができるのが魅力です。また、1時間単位で取得できる時間年休制度や、午前休暇、午後休暇などの制度も整っているので、柔軟に休みを取ることができます。実際に、冬には午後から有給を使ってナイターのスキーに行ったこともありました。

職場の雰囲気が良く、同僚とも仲が良いのも大きな魅力です。上司や先輩と一緒に、湯沢へ日帰りスキーに行ったこともあり、とても楽しい思い出となりました。

ある1日のスケジュール

8:30 出社
8:40~ 荷主からのメールチェック
本船スケジュールをネットで確認
9:00~ 朝の輸入申告(前日までに作成し、社内チェックを終えた輸出入申告書をシステムを使い税関へ申告)
9:15~ 行った輸入申告に対する税関からの問い合わせ対応
輸出入申告書の作成(翌日申告分)
12:00~ 昼休憩(デスクや車内でご飯を食べたり寝たりしています)
13:00~ 荷主への商品の詳細確認・税番、税率の検討
それに応じ、税関への事前相談や打合せ
14:00~ 輸出入申告書の作成(翌日申告分)
荷主からの税率等の問い合わせ対応
15:00~ 税関検査(税関検査場にてコンテナを開け、税関職員と共に貨物の確認)
申告された貨物が間違いなく入っているかを確認
16:00~ 輸入申告書の審査(他の部員が作成した輸入申告書に不備がないかチェックを行う)
16:30~ 翌日のための準備を行う
書類の整理、荷主に行う問い合わせ等は早めにメールを送っておく
17:00~ 退社