INTERVIEW社員インタビュー

入港する船舶ごとに、効率的な荷役作業の方法を見極める

現業部

K.S.(事務職員)

2023年新卒入社
大学卒 経済学部 経済学科 出身

入社した理由を教えてください

学生時代、私は留学生との多くの交流を通して、英語を活かしながら社会の基盤を支える仕事がしたいと考えるようになりました。

そんな中、就職活動の際に港湾運送事業の存在を知りました。船舶による貨物輸送や物流が社会のインフラとして欠かせない役割を担っていることに強く魅力を感じ、これがリンコーコーポレーションへの入社を決意する大きなきっかけとなりました。

現在の仕事内容を教えてください

私は事務フォアマン(港湾作業や本船荷役の指揮者、責任者)として働いています。

事務フォアマンの仕事は、入港する船舶ごとに輸出入貨物の効率的な荷役作業の方法を見極め、荷役作業員に適切な指示を与えることです。また、作業計画の立案から荷役機器等の手配、指示に至るまで、常に決断力が求められます。

私は、作業員が安全で働きやすい環境を整え、荷主との打ち合わせに基づいて荷捌き計画を策定し、作業を安全かつ効率的に進めることに努めています。そして、準備したプランに沿って作業が順調に進捗し、無事に荷役・作業が完了するよう努めます。

仕事のやりがいや魅力は何ですか?

船が出航していく光景を目にすると、「大変だったけどやりきった!」という達成感があります。

特に、チップ船と呼ばれる紙の原料となる木片を積んだ船の荷役は、2交替制で24時間休みなく約3日間作業を行うため、早出や残業もあり大変ですが、その分、作業が完了した時の達成感はひとしおです。

印象に残るエピソードを教えてください

仕事をするうえで大切にしているのが、周囲の協力を仰ぎながら、チームとして業務に取り組むという姿勢です。作業を安全かつ効率的に遂行するために、作業員、事務、本船と頻繁にコミュニケーションを取ることを心がけています。

荷役作業にはトラブル対応など大変な業務もありますが、経験の浅い私がそれを乗り越えられているのは、上司や先輩をはじめとする周囲の方々からのアドバイスがあるからこそだと感じています。

働き方やサポート体制について教えてください

私の職場は、風通しがよく、温厚な人が多いため、先輩や上司とのコミュニケーションが取りやすく、働きやすい環境だと感じています。

本船荷役では、課題やトラブルがつきものですが、先輩・上司の手厚いサポートのおかげで乗り越えることができ、それが自信につながっています。

今後の目標を教えてください

当社は、港湾運送事業だけでなく、不動産業、保険業、自動車整備業、環境事業など、多角的なビジネス展開を行っています。

入社すれば、いずれの事業にも携わるチャンスがあるため、キャリアの可能性を狭めずに様々な仕事に挑戦したいと考えている私にとって、とても良い環境だと感じています。

現在は、港湾作業・現場メインの配属ですが、今後、現場から別の部門へ異動になったとしても、ここで培ったノウハウや知識を活かし、業務を全うしていきたいと考えています。

就活生へメッセージをお願いします

就職する際には、自分にとって何が一番大切なのかを見極め、優先順位をつけて、最も合致する会社を選ぶことが重要だと思います。

「職場の環境」「通勤のしやすさ」「就業時間」「休日の取得しやすさ」など、人によって重視するポイントは様々ですが、自分なりの基準を持つことが大切です。

オフの過ごし方

私は休日にアウトドア活動を楽しむのが好きで、友人たちとデイキャンプや遠出ドライブに出かけています。

また、昨年は結婚を機に特別休暇を取得し、1週間タイへ新婚旅行に行ってきました。

休暇中の業務は、周囲の皆さんが協力して分担してくださったおかげで、希望休暇を取得する際も心置きなく休暇を楽しむことができました。

ある1日のスケジュール

7:00 出社
7:30~ 事務所出発
現場にて作業前ミーティング
8:00~ 乗船
荷役の進捗状況確認、前日の揚げ高を計算
9:00~ 荷主事務所に出向き、荷役状況を報告し、当日の荷捌きについて確認
9:30~ 帰社、事務処理(日報作成、作業資料作成等)
10:00~ 本船立ち合い
荷役中は不測の事態に備え、事務員(他社含む)が常駐し、本船の荷役機器等のチェック、監視をします
12:00~ 昼食休憩(船上または事務所)
13:00~ 次船の段取り(使用重機の手配、荷役プランの作成等、荷主との相談)
19:30~ 夜勤メンバーの作業前ミーティング
20:00 夜勤メンバーと交代
20:10~ 帰社、事務処理
20:30 退社