INTERVIEW社員インタビュー
新潟と世界を繋ぐ国際貿易の架け橋となる
CY業務部
G.S.(事務職員)
2024年新卒入社
大学卒 国際学部 国際文化学科 出身
入社した理由を教えてください
私は、大学時代、国際文化を専攻していました。英語を通して新潟の地域活性化に携わりたいという思いから、就職活動は旅行会社や新聞社、広告代理店など幅広く選考を受けていました。
そうした中で、当社の会社説明会に行った際に、人事部の方々の温かい人柄、そして、英語を使って新潟の地域活性化に貢献できる船舶代理店の仕事に惹かれ、リンコーコーポレーションの選考を受けることを決意しました。
選考中も、終始、和やかで話しやすい雰囲気で、自然と当社で働きたいという熱意が沸き起こっていました。
現在の仕事内容を教えてください
私は、コンテナ船の船舶代理店業務で、入出港の手続きを担当しています。
船長さんや船会社から船舶代理店依頼を受け、手続きを代行します。外国籍のコンテナ船は、この手続きを経ることで初めて新潟港に入港することができるため、新潟の国際貿易を支えているという実感を自ずと得られる仕事です。
また、船長さんや船員さんと英語でコミュニケーションを取る機会が多いのもこの仕事の特徴です。自分の強みである英語力を存分に活かしながら、グローバルな舞台で活躍できるという点が、この仕事の魅力であり、ワクワクするところだと感じています。
仕事のやりがいや魅力は何ですか?
コンテナ船で大量のコンテナ貨物を新潟で輸入し、また、新潟から輸出貨物を海外に輸出する当社の事業に携わることで、私自身も新潟と世界を繋ぐ国際貿易の架け橋となっていると実感しています。
その背景には、現場の作業員の方々、本船の船長さんや船員さん、船会社、運送会社、税関・入管・海上保安部等の関係官庁、検数業者、新潟港・他港の船舶代理店、トラックの運転手の方々等、数多くの方々の支えがあります。こうした方々のおかげで、コンテナ船が安全に運行され、コンテナが無事に運ばれています。ここにコンテナ船貿易特有の人間関係の繋がりの強さを感じます。
私が所属するCY業務部も、助け合いの精神をもってお互いに協力し合って日々の業務にあたっています。現在、私は新しい仕事を覚えることの連続ですが、一つ一つ仕事を覚えるごとに、一体感のあるチームCY業務部の大きな輪の中に加わっていくような感覚を覚え、とてもやりがいを感じています。さらに、人として協調性・責任感・コミュニケーション・リスクマネジメント能力に対して自信を持てるようになっています。
印象に残るエピソードを教えてください
入社1か月後の5月初めのころ、私にとって大切な気づきを与えてくれた失敗がありました。
それは本船が多数寄港した日のこと。私は優先度を考えずに与えられた順番通りに業務にあたっていたため、その日のうちに終わらせなければいけない業務を予定通りに完了させることができませんでした。
そんな私に対し、上司から2点の貴重なアドバイスをいただきました。優先順位を付けて業務にあたること、そして、ささいなことでも自ら進んで報告・連絡・相談を行うことです。
この失敗を通して、私はコミュニケーションの際に要点を簡潔に伝えるようになり、優先順位を付けて業務にあたるようになりました。その結果、報告・連絡・相談がスムーズに行えるようになり、仕事の進捗状況がより明確になりました。また、自ら進んで仕事上の細かなミスに気づけるようになり、リスクマネジメントに対する意識が高まりました。
働き方やサポート体制について教えてください
私は、コミュニケーションがとりやすく風通しの良い社内の雰囲気に、いつも助けられていると感じています。質問もしやすい環境で、上司や先輩社員の方々から常日頃サポートしていただいているため、仕事に対して積極的に取り組むことができます。そのため、この職場環境には大変感謝しています。
また、社内にはeラーニング制度があり、TOEIC対策やPCスキル、資格試験対策、実務スキルなど、様々な講座を受講し、自己啓発に努められる環境も整っています。このような学びの機会が提供されていることが、私が働くうえでのモチベーションにつながっていると感じます。
今後の目標を教えてください
私の今後の目標は、どんな状況にも臨機応変に対応できる対応力を磨き、船舶代理店業務、そして本船の荷役作業全般を統括・監督する「フォアマン」の仕事ができるようになることです。本船の船長さんからのご要望に迅速に応え、関係各所との連携を深めていくためには、対応力が非常に重要だと実感しています。
この対応力を磨くため、私は報告・連絡・相談を綿密に行い、積極的にコミュニケーションをとるよう心がけています。そして、その中で得た気づきを大切にし、日頃からわからないことを理解できるよう努めています。
今後も、日々の学びを大切にし、一つ一つ丁寧に業務をこなすことで、同僚や上司の方々、そして関係各所との信頼関係を深めていきたいと考えています。
就活生へメッセージをお願いします
船舶代理店や本船の仕事では、行動力と積極的なコミュニケーションが非常に大切です。
実際に、私の所属するCY業務部では、部員間で情報共有が絶えず行われており、支え合いをモットーにコミュニケーションが非常に活発です。私自身も、積極的にコミュニケーションをとり、自発的に行動することを意識しています。そうした中で日々信頼関係が構築されていくのを感じ、生き生きと働くことができています。
また、本船の船長さんや乗組員さんとのやり取りは基本的に英語で行われています。そのため、コミュニケーションが大好きな方、英語を活かして新潟の地域活性化に貢献したい方、大きな船に乗ってみたい方にはおすすめの職業です。
新潟港は、日本海側の貨物取扱量No.1を誇り、災害時の物流ネットワークにも強みを持つ総合的な物流拠点です。新潟港の国際貿易を、私たちと一緒に盛り上げていきませんか。
オフの過ごし方
大学時代から、クルーズ船の通訳ボランティアを積極的に行っています。バスガイドのアテンドや町案内を通して、クルーズ船で新潟にやってくる外国人観光客の方々に対し、新潟の魅力をアピールしています。
船舶代理店業務では、新潟の国際貿易を支え、クルーズ船の通訳ボランティアでは新潟の魅力を世界に発信する。どちらの活動も強いホスピタリティの精神で新潟を盛り上げられていると実感でき、とても楽しいです。
ある1日のスケジュール
7:30~ | 出社 |
---|---|
8:00~ | 本船からのメールチェック |
8:30~ | 本船に乗船し、必要書類にサインをもらう |
9:00~ | 乗組員・船舶運航情報を確認し、入港届を申請 |
9:30~ | 税関に行き、入国検査 |
10:00~ | 翌日入港する本船に翌日の港情報をメール送信 |
10:30~ | 翌日入港の本船のクルーリスト・航海情報をチェック・積荷目録作成 |
11:00~ | 翌日入港する本船のコンテナ貨物の危険品申請 |
11:30~ | 入出港届を作成・FAX送信 |
12:00~ | 昼食休憩 |
13:00~ | 2日後入港の本船の荷役状況・ショアパス発給状況を前港に確認 |
13:30~ | 2日後入港の本船の入港前申請手続き |
14:30~ | 入港中の本船の出港届を申請し、出港許可証を作成 |
15:00~ | 本船に乗船し、出港許可証を渡し、出港時間を伝達 |
15:30~ | 本船・関係各所からの電話対応・メールチェック |
16:00 | 退社 |
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