INTERVIEW社員インタビュー

輸出入に係る一連のプロセスを手配し、お客様をサポートする

運輸本部 営業企画部

T.H.(事務職員)

2019年新卒入社
大学卒 国際総合科学部 経営学科 出身

入社した理由を教えてください

就職活動中、様々な企業の説明会に参加する中で、学生の頃には知らなかった「港湾事業」を行うリンコーコーポレーションに強い興味を持ち、新しいことにチャレンジしてみたいという思いから、選考を受けることにしました。

そして選考の際には、当社が私有港湾を持つ唯一の民間企業であることに加え、参入障壁が比較的高い業態であることを知り、より一層強い魅力を感じるようになりました。

また、人事の方との面談を通じて、風通しの良い職場環境であることを実感し、これらが、最終的に当社に入社を決める大きな要因となりました。

現在の仕事内容を教えてください

現在、私は「輸出入手配」の仕事を主に受け持っています。輸出入手配とは、海上コンテナを使った一連の輸出入業務において、お客様をサポートする仕事です。

海上コンテナを媒体に海外と貨物のやり取りを希望されるお客様よりご依頼をいただき、ご希望に沿って作業の流れやスケジュールの打ち合わせを実施します。そして、これに基づき、配送やコンテナへの貨物の積み卸し、通関まで、あらゆる業務の手配を行います。

仕事のやりがいや魅力は何ですか?

この仕事の魅力は、港や船、倉庫や重機などが間近に見られることです。

入社して間もない頃に当社の倉庫が新設され、まっさらな状態の倉庫内を見学できたことは、この仕事ならではの、かなり貴重な体験だったと思います。

また、私たち事務職員は外出する機会は多くないですが、手配した配送車両やコンテナの積み卸し作業など、実際に進行している現場に立ち会えたときは嬉しい気持ちになります。

印象に残るエピソードを教えてください

私が主に担当する業務に、コンテナに貨物を詰める「バンニング」という作業があります。これを行うためには、作業現場までコンテナを配送する車両の手配と、その配送するコンテナをコンテナヤードから搬出するための申請の両方が必要となります。

ある時、このバンニングの案件を担当した際、コンテナを配送する車両手配は済ませていたのですが、配送するコンテナの申請をしておらず、結果的に私の一つのミスで作業自体ができなくなったことがありました。

業務が立て込んでいたこともあり、やりかけの状態で別の作業を始めてしまい、自身へのリマインドとなるような工夫を何も残していなかったことが原因でした。

この経験を受けて、作業はなるべくやりかけにしないこと、どうしてもしなければならない際は、作業漏れが起きないような工夫を必ず残すことを心がけて業務に取り組むようになりました。

働き方やサポート体制について教えてください

働く環境の面で助けとなっているのは、職場の雰囲気の良さです。

業務量が集中したときや、突発的な業務の対応で悩まされているときなどであっても、周囲に相談しやすい雰囲気があり、また、周りが進んで助け舟を出してくれることもあるため、非常に働きやすく助かっています。

また、制度の面では、福利厚生として買い物や施設利用が安価になる仕組みがあり、温泉好きの私は、よくこの制度を利用して温泉に行っています。

今後の目標を教えてください

物流業界では、2024年問題を皮切りに物流コストの上昇や人手不足がさらなる課題となっています。

そのため今後は、貨物輸送において環境負荷の大きい自動車による輸送から、環境負荷の小さい鉄道や船舶による輸送へと切り替える「モーダルシフト」に関わる仕事に携わりたいと考えています。

また、その他、2024年問題の解決に貢献できるプロジェクトがあれば、積極的に関与していきたいと考えています。

さらに、危険物を保管可能な倉庫を持つ当社では、危険物の取り扱いも多いため、危険物取扱者の知識の習得と資格の取得を目標に勉強したいと考えております。

就活生へメッセージをお願いします

リンコーコーポレーションは、港湾運送事業や倉庫業や通関事業など、スケールの大きな仕事に携わることができる会社だと感じます。

また、物流インフラの一翼を担う責任感の強い仕事であり、新潟港から地域を支えたり活性化させたりするやりがいを感じられるところが魅力です。

社内の雰囲気も良いので、ぜひ当社へ実際に訪問し、雰囲気を肌で感じていただきたいです。

最後に、就活生の皆さんにおかれましては、後悔のないよう、最終的にご自身で取捨選択や決断することを大切にしてほしいと思います。

オフの過ごし方

車の運転をすることが好きで長時間の運転でも割と苦にならないので、休日はふらっとドライブがてら遠出したり、美味いもの巡りをしたりしています。

特に私はラーメンが好きなのですが、新潟はラーメン大国なので、最近は新しいお店を開拓したいという野心が止まりません!!

また、平日でも休みを取得しやすい環境なので、連休を作ってどこかへ旅行へいくのも楽しみのひとつです。

ある1日のスケジュール

8:00 出社
身の回りの備品や、他者へ依頼する業務の準備
8:30 始業時刻
新潟東港へ入港する本船のスケジュールやメール内容を確認
作業手配・依頼済みの内容に問題がないかを再確認
(主に配送、コンテナの貨物積みおろし、通関など)
10:00 課内のミーティングに参加
共有事項の確認、自身のスケジュールを報告
(その他、課内で話し合いたい内容があれば積極的に自分からも提案・発言します)
11:00 新規依頼メール等がないかを確認
必要に応じてお客様と電話やメールで打ち合わせや、作業手配を行う
12:00 昼休憩
(昼ごはんを食べたり、仮眠をとったりなど自由です)
13:00 お客様からの事前アポに基づき、事務所にて応対
(CYや倉庫へ同行してご案内することもあります)
14:00 その日の許可状況を確認
(通関部や協力業者へ依頼している内容が問題なく進行しているかどうか、念のため確認します)
15:00 貨物のやりとりに必要な書類を、他社事務所へ受け渡しに行く
16:00 その日の仕事の残り具合を見て、必要に応じて残業申請
17:00 終業時刻
(残業により、18時頃退社することもあります)